関西学院聖歌隊は、１９５１年に関西学院の『カレッジクワイア』（大学による聖歌隊）として設立されました。教職員・生徒が一体となって始められたこの活動は、現在では宗教音楽委員会に属しながら、学生が主体となって運営する聖歌隊に受け継がれています。

　関西学院聖歌隊の主な活動は、学内の式典やチャペル・アワーで合唱によって奉仕することです。しかしそれ以外にも、阪神地域の教会での奉仕、全国各地への演奏旅行、定期演奏会「コラール・アーベント」など、多彩な活動を行っています。

　キリスト教主義学校である関西学院において、式典や礼拝はキリスト教主義の精神に基づいて行われていますが、メンバーは必ずしもクリスチャンであるとは限りません。キリスト教の音楽に触れる中で、また練習を重ねる中で、自分と向き合い、人間として成長していくことが期待されています。